今年も国産原料の調達が苦難しており、春めいてからの仕込みとなりました。
松岡屋のしょうゆの仕込みは、まずは小麦を煎って、粉にします。大豆は水に漬けて、半日以上。
大豆の水を切って、蒸し上げます。人肌に冷まして、麹菌の種を小麦と一緒に人肌大豆と混ぜ合わせます。
これを麹部屋に平らに敷き詰めて、湿度を保ち、品温30度程で管理。
現在はここまで終わりました。
現在は蒸気でゆっくり加温、加湿していますが、日にちが変わる24時頃、麹菌が動き出します。そうなると加温しなくても部屋の気温、品温が下がらなくなります。
私たちと同じ、動くと熱が出るのです。生き物ですので同じなんですね。
今度は品温が上がりすぎて焼けてしまう恐れがでてきます。(サウナみたいになっちゃう)
さー、今回もうまく温度管理などして大切に育てていこうと思います。