信州最古の醸造蔵  松岡屋醸造場

1534年(天文3年)に穀物問屋「松屋」として創業し、

飯田城下旧市街本町一丁目(現在で長野県飯田市本町一丁目信金付近に相当)

にて塩や穀物を仕入れ販売し営み始めた。その頃、借家経営もしていた。

しかし1799年6月、借家住人の失火により、本町一丁目から松尾町1丁目まで160件を焼く大火、松屋火事として処理された。第9代であった小塩安兵衛はその責任をとり、当時一等地の本町を離れ伝馬町に移転。

1818年名称「松岡屋醤油店」として飯田城下旧市街伝馬町一丁目

(現在で長野県飯田市伝馬町一丁目八十二銀行付近に相当)

にて醤油、味噌を製造し開業した。

なぜ穀物問屋から醤油、味噌製造業となったのか。恐らく、穀物でも当時は温度管理できる環境がなかったため保存が難しかった。塩も扱っていた事もあり、保存食である醤油、味噌に加工することで営業効率上げ発展しようとした事が要因であると考えられる。

写真記録があるのはこれ以降。(当時の写真)

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1947年飯田大火災が発生し被害にあう。

蔵がほとんど燃えてしまい、参考資料なども多く失われた。下記写真は焼け跡から出てきた一升徳利(表、裏)。焼け跡がくっきりと現れている。

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1950年名称「有限会社 松岡屋醸造場」として法人化し、

長野県飯田市今宮町三丁目70番地にて醤油、味噌、漬物を製造し開業した。

創業から15代に渡り、480年余経過して現在に至る。


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